12月10日(火)涼風日誌。とうとう女の子の方が多い日が、出てきました。面白い道場ですね。
今日の幼年部はとうとう女の子の方が多くなりました。
男の子は、4歳の子と、幼稚園児と、2年生なのですが…
頼りの2年生は、
“僕のおもちゃとらないでくだちゃいー”
“僕も一緒に遊びたいでちゅー”
なんと、赤ちゃん言葉で遊んでいます…
こりゃ、女の子の天下になるな…と苦笑いの私でした…
女の子は体に柔軟性があり、蹴りが高く上がります。
女の子特有の蹴り技もどんどん教えていこうと思います。
明るく楽しくに華やかさも加わっています。
来春の生徒募集のキャッチフレーズは
“ツヨカワ女子を目指すなら涼風会”
“涼風会で強く、可愛く、美しく”
“女子人気No.1の空手道場”
こんな感じになるのでしょうか…
男の子も頑張ろう❗️と言いたい所ですが、赤ちゃん言葉で遊んでる男の子より…
いやいや、空手は男女関係なく学べる素晴らしいものです。頑張っていきましょう
年少部は、声だしが良くなってきました。
普段の日常では、静かにしなさい❗️と言われることはあっても、もっと大きな声をだしなさい❗️と言われることは少ないでしょう。
大きな声を出せるようになる、普段の声が大きいというのは、この子達の将来にとても役にたつのです。
おどおど、ビクビクとした雰囲気、話し方では何をやるにもマイナスにしかなりません。
人生の荒波を渡っていく上で、最も重要なスキルの一つであるので、全員にマスターしてもらいます。
来年の全国大会へ向けて私は、選手への特別練習(特訓)は行わないという決断をしました。
“また先生の乱心が始まった…”
“先生はもう投げ出すのか…”
と気分を害する事を想像します。
今年私達は、恵まれた練習設備、練習時間を武器に強豪道場、強豪選手に向かっていきました。
確かに、子供達はある程度の成果を挙げたという自負はあります。
しかし、それと同時に今の私達には“越えれない壁”“越えれそうにない壁”が、目の前に立ちはだかったのも事実です。
言っていることとやろうとしていることが矛盾しているじゃないか❗️
と思われる事でしょう…。
しかし、どれだけ環境を整えても、どれだけ練習時間を作っても、私達が手にすることのできなかったもの…
それどころか、やればやるほど私達から遠ざかっていくような感覚…
それは、言葉で表現しきれるかわかりませんが、
“私達はハングリー精神に乏しい…”
これは、フルコンタクト空手においては致命的です。
恵まれた環境が、逆に私達のいく手を阻む壁になるとは皮肉なものです。
“ここまでやっているのだから、結果を攻められることはないだろう…”
いつの間にか、無意識に、私、子供達に“保身”の気持ちが生まれているように感じました。
これで、結果を出せなければ、
“涼風会の空手では全国大会を勝ち上がることはできない”
と愛想を尽かされることでしょう…
しかし、本気で上を目指す道場になる為に、あえて
“背水の陣”
を取ろうと思います。
たったこれだけの文章で、全てをお伝えすることはできませんが、ご理解のほどよろしくお願い致します。